- CNET Japan アッカ顧客情報流出は33万9177名分、提携ISPも対応策を発表:
もう花盛りですね。
数えるのも面倒ですが、今年になってから50件は越えていますね。ちなみに大規模な情報漏洩は、システム部門から発生しています。
システムに蓄えられている情報が莫大な価値を生み出す現在、ただ単にシステムが管理できるからといって、全情報へのアクセスを許していてはいけないわけですね。今後は、システムアドミニ権限と情報アドミニ権限を明確に分割し、別のラインで管理するようにする必要があるでしょう。
ところが、「この2つを一手に引き受けていた「情報システム」部門が、おいそれとそんなことを許すはずもありません。しかも、情報システム部門を自社内の傍流ととらえ、マネジメントを軽視してきた結果として、情報システム部門は既に聖域と化してしまっています。「作業効率が…」「絶対に無理です」という抵抗を押し切れるだけの人材は企業トップにいないのが現状です。
情報システム部門の解体が行われない限り、この手の事件がなくなることはまずないと思います。