4月17日、日本全国大荒れの天気の中、物好きにも大山(神奈川)に行ってきました。
元々は西丹沢畦ヶ丸に行くつもりだったんですが、こんな予想図が
高層天気図確認して…こりゃ無理だ…
高度1000m付近は25m/sの南風が吹く予想。
畦ヶ丸は山梨と神奈川の県境にあり、最低6時間は歩く上、エスケープルートもありません。この天気で行くとか、ちょっとレベル的に無謀でしかないです。
相談の結果
○ゆるい感じで大山に行ってみよう
○ダメなら豆腐で懇親会
ということを決め、当日朝・・
あー、風吹いてるわ・・ どう考えても無理だわ。
一人山行なら確実に布団に戻る状況。
それでも豆腐懇親会を逃したくないので、がんばって出発します。
ちなみに本日の行動食は、ミニ羊羹3本、カルパス2本のみ。
中止する気満々なので、日持ちするものしか持っていません。
それでも、700キロカロリーはあるので、万が一山に登る場合でも、大丈夫(おい。)
大山は比較的近場なので、のんびり目、8時39分に伊勢原到着。
バスに乗って、大山着
神奈川出身にもかかわらず大山に初めて来た私。小学校の遠足で大山登山というフレーズを覚えているにもかかわらず、なぜか肝心の遠足に行った記憶がありません。
風邪引いていたか、雨降ったか・・
到着したときは雨降ってなかったのですが、すぐにパラパラと降りはじめます。
まずは下社までは行ってみようということで、女坂を登ります。
周囲中すごい風の音ですが、林の中なので風を感じることはありません。
雨…というより霧っぽい中を歩くとじきに大山神社につきます。
長い階段を登ると…
見事になにも見えません。
晴れたときは海が見えたりするらしいですが、ひたすら景色は白いです。
実は水もペットボトル1本しかもってきていなかったので、神社のわき水で水を補充してしばし相談…
結構ヤバそうなので、様子を見ながら、もう少し行ってみようかということで、レインウェアの下を着込み、カメラバッグも防水カバーして、スタートします。
(ここから先は写真がありません)
先ほどとは比べものにならない雨が降ってきています。
石段をひたすら登っていくと、たまに人とすれ違いますが、皆途中で降りてきているそうです。
地図を見る限り、16丁目から上が風が通りそうな気がしますので、16丁目目処かな…と思いつつのぼりのぼり…
12丁目到着
ブォォォと風が吹きすさんでいます。
直径30センチ以上ある木の幹が揺れています。
あ、こりゃ無理だわと思いましたが、仲間にも相談。
無理することはないと下山。
下山は速いです。スタスタと下山
土砂降りの中、参道にある かんき楼さんにお邪魔。
すっかり濡れた我々ですが、レインウェアを干させてくれたりと、こころよく対応して頂いています。
ありがとう、かんき楼さん!
折角なので、一番高い豆腐コースを選びます。3300円也。
どれもおいしかったですよ。
大山登山バッジを買おうとしたところ、「山頂いってないのにどうなのそれ?」と冷たく指摘され、泣く泣く諦める・・
我々が大山を去ると同時に低気圧も去っていったか、東京に帰るときにはすっかり晴れ空。
まぁ、なんつーか、こういうときもあるさってことで。
また大山にリベンジに行きますかね。次回こそは山頂行ってバッヂ買うぞ!